時代の流れの中で、いつしか紋付き袴姿で臨む人は格段に減り、

現代のお宮参りの風景は右も左もスーツ姿の父親たちで溢れかえる

ようになりました。

 

礼装であるブラックフォーマルスーツから、ビジネス用のダークスーツ

までその許容範囲は広がり、黒かそれに近いスーツならOKというように

定義は変わりつつあります。

 

OKがNGに変わるのはスーツの下にカラーシャツを着た場合で、主張が

少なくても色や柄の入ったYシャツはカジュアルという認識になり、

お宮参りの父親が着用するには相応しくないと判断されます。

 

ブラックスーツでもダークスーツでも、Yシャツの色は白を選ぶのが適切です。

 

反してネクタイにはシャツほどの厳しさはなくタブーとなる黒や極めて

派手な色や柄だけ避ければおしゃれな色のネクタイも柄入りも、自由に

使って問題はありません。

 

むしろ正装であることを重んじすぎて、ビジネススーツで白やシルバーの

ネクタイをチョイスする方がちぐはぐでおかしく見えてしまうので気をつけましょう。

 

 

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