上質な大人の着こなしを目指す上で意外と見落としがちなのがスーツの中に着るものの存在です。

 

シャツを着てさらにスーツを羽織るのだから「インナーは何を着ていても問題は無いだろう」

「別に着なくても構わないだろう」という甘い考えは捨てましょう。

 

着脱が簡単で体温調節が自在な私服に比べて、基本スタイルの固定を強いられるスーツでは、着用中に汗をかくことも多くなります。

 

汗をかけばシャツがその水分を吸収し、そのまますんなり乾くということもなく、結果汗じみが生じたり内側が透けてしまうことがよくあります。

 

べとつきや蒸される感覚も嫌なものですが、染み込んだ汗は臭いや視覚的な暴力となって、他人にも不快感を抱かせることになるので、

決して放置はできません。直接シャツに汗が染みこまないように、影響の軽減策として、下着の着用は必須なのです。

 

下着を着ると、素肌の代わりにそちらが透けることになりますから、透けていることがわかりにくい色の、

速乾性がありつつも薄手のものをと選ぶのが良いでしょう。

 

透けのダメージが男性よりも大きい女性はさらに念入りに肌色に近いベージュの物に限定的に用いると安心です。

 

 

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