採用担当の面接官が見ているのは、なにも「スーツの着方」

や「入退室などでのふるまい」などの視覚的情報だけではありません。

 

目に映る事柄以外にも、相対することで見えてくることは

他にもあります。その一つが「コミュニケーション能力」です。

 

個人の持つ人柄や能力は、人材としての適性を測る上で重要な

要素ですが、会社の一員となってもつつなく業務を遂行するため

には「対人スキル」というものが要求されます。

 

「組織の仕事」というのは、最初から最後までを一人の力でこなせるものではありません。

 

面接時の対応にて、人当たりの良さや話運びの上手さが見えれば、

それは評価の対象になるでしょう。その逆もしかりです。相手の話

を最低限理解し、自分の思いを正しく伝えることが出来なければ、

社会人としては務まらないと判断されてしまいます。

 

履歴書の作成やスーツの運びのように、お手本に倣って対応しよう

とすると、実際の面接官との会話にズレがでて、コミュニケーション

能力を疑われることになります。

 

少々の反応の遅さは緊張でごまかせるので、落ち着いて臨機応変

に会話を回すことに努めましょう。

 

 

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