新しくお付き合いを始めようという相手と挨拶をし、

名刺交換へ進むとき、名刺はお付き合いを始めた

がっている側から渡すのがマナーです。

 

訪問を受けた側と訪問者では「訪問者」から、

利用サービスを探している側と売り込みに来た側

では「売り込みに来た側」からと、立場的に下に

なる方から名刺を渡します。

 

下の方というのは、対する相手との関係性であって

単純な階級の話ではありません。例えば上司に同行

している状況であれば、相手とのファーストコンタクト

は自分よりも格上の上司に譲るのが正解です。部下

にあたる人間から先になることはないので覚えておきましょう。

 

身内の上司が名刺交換を終えたら、その後が同行

している部下のターンです。ただ、相手が複数の

際は、上司同氏の名刺交換の邪魔にならない範囲で、

同時進行で部下同士の名刺交換を行っても構いません。

その時もやはり、お付き合いをお願いしに来た方

から先に名刺を出すようにします。

 

 

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