誰しも訪ねて来てくれたお客さんに「早く帰ってください」とは
言い出しづらいものです。それは普段の生活のみならず、ビジネスの
場においても同様であると言えます。

 

ビジネスシーンにおいては、必ず来客した側から話を切り上げて
お暇するのがマナーとなっています。話が終わったのなら、出来る
だけ早急に辞去するようにしましょう。

 

 

基本的なことから説明すると、まずは前もって1時間なら1時間
30分なら30分と、打ち合わせ時間をアポイントメントの段階から
区切った上で話を始めるのが望ましいと言えます。

 

そして、その予定時間が経過したら、打ち合わせ自体がたとえ
途中であったとしても、来客した側が自ら話を切り上げる姿勢を
見せることが大切です。

 

ただし、あと少しで話がまとまるという段階においてならば、少しの
時間だけ相手方の了解と理解を得た上で延長するのは構いません
(延長はあくまで短時間にとどめておいてください)。

 

辞去する際は、きちんとお礼を述べて退出しましょう。「ありがとう
ございました。お見送りは結構です」と、相手の見送りを慎んで
固辞するのも大切なマナーです。

 

 

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