面接では気になっていることや関心のある分野についてなど、
漠然としたテーマに関して思うことを問われることがよくあります。
そうした質問には、「思想的な意見」を返さないようにすることが
要らぬ波風を立てないためのポイントです。

宗教や政治といった、個人の思想に関わる話題は避けるべきと
いわれるのは、「正解がない」からです。正しさの基準がない分
異なる意見同士は対立しやすい傾向にあります。

面接官に対立の思想があれば、それだけで採用への道は遠ざかります。
また思想を持たない話題に関心のない面接官を、熱のこもった主張は
引かせてしまう可能性もあり、やはりどうあってもプラスには
なりません。

面接時、回答を用意していない質問を受けてしまった際には、
話題が広がらなくてもいいので無難な答えを返しておきましょう。

スーツの色でもスーツに合わせる時計でも、個人としての思想に
関わる意見でも、大多数の共感を得るには無難なところを目指して
おくのが一番です。ただ、知りません分かりませんといった、
コミュニケーションまでをも放棄するような、取り付く島もない
回答をするのは避けてください。

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