スーツのズボンの丈は、靴を履きまっすぐ立った
状態でかかとに僅かに被るくらいの、甲の部分には
少しシワが入る長さのものがジャストサイズと
されています。

それよりも長いと裾が余って短足に見える上に
地面にこすれるため傷みやすく、短いと靴下が覗いて
つんつるてんになり、よくないというのが定説です。

裾を折り返すダブルスタイルでは、足首を出すのも
おしゃれとなるのですが、裾を折らずに履く
シングルはそこには当てはまりません。

そうしたスーツズボンの理想的な丈の条件を満たす
ためには、購入時の試着が必須です。それもただ
足を通すだけではなく、いつも履いている靴と
ベルトを用意して、ベルトを締めて靴を履いた
状態の丈を見なければ、完璧な長さを手に入れる
ことは叶いません。

床に付かない長さでなどとアバウトに考えるのではなく
状況を整えてから買い物に臨みましょう。一度でも
ジャスト丈のズボンを手に入れることができれば
その後はそのサイズを基準に選べるので楽になります。

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