スーツに合うベルトを一言でいうならば、

それは個性を主張しないベルトです。

 

場合によってはコーディネートの中心とな

ったりもする無限の可能性を秘めたアイテ

ムを、目立ちはしないものの、なくても同

じにならないギリギリの魅せ方をするとこ

ろにそのポイントはあります。

 

スーツのベルトを選ぶ際、使用した姿を想

像し、付けていることがはっきりとわかって

しまうと、全体のカジュアル度が上がるとい

う法則を頭の片隅においておきましょう。

 

明るい色や幅の広いもの、バックルの型押し

が華やかなアイテムは、否が応でも目を惹き

つけ落ち着いた雰囲気を壊してしまいます。

軽く見せたい事情があるとき以外はスルーし

ましょう。

 

黒やこげ茶の三センチ程度の幅のもので、穴

の数はスタンダードに5つ、バックルは収まり

の良いシンプルな品と、とことん定番の流れを

汲めば、残るのはありふれた品のみになります

が、スーツに合わせるのならそれでよいのです。

 

後は、締めてみた感じと、品質の良さで決めます。

 

 

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