職場の人間を紹介する時には、地位の低い人から先に、年齢の低い
順に名を読んで、一番顔を立てるべき人を最後に紹介するのが
決まりです。これは目上の人には挨拶をさせるよりも先に、情報の
提示を行うべきと考えられるからであって、社外の人と社内の人の
間に立つ場合にも相手を立てるためにやはり身内から、ポジションが
下の人間優先での紹介を基本とします。

ただ身内というのが家族であって、社内の人に家族を紹介するという
ケースなら、家の中で一番上の立場の、父親から紹介してしまっても
問題はありません。妹に兄に母に父ですと並べるよりは、立場が
上であっても父親からの方が自然な形になります。

紹介によって、尊重されているのが名前を呼ばれている人ではなく、
名前を教えられている人だと考えれば、その順序もわかりやすく
なります。一番最初に名前を呼ぶ人が、一番紹介したい人という
わけではないのです。友人関係で地位がはっきりしない時には、
親しい友人の方を身内と考えて先に紹介するのが良いでしょう。

スーツレンタル.com