面接官の前で話す自己紹介は、身長がいくつで好きなスポーツが何で、
スーツはどこで買ったものだというような、友人知人に向けた
いわゆる自己紹介からは遠く離れたところにあります。

単なる紹介というよりは自分のプレゼンといったニュアンスで
これまでの人生で行ってきたことや培った経験を語り、それを
仕事においてどのように活かし、繋げていきたいかというのを
簡潔な話として伝えるのが自己紹介の目的です。

自己紹介の最大の狙いは、面接官に己という人材を、自らが見せたい
部分を中心に理解してもらうことにあります。重要なのはありのままの
自分を紹介する必要はないという点で、自己のアピールに繋がらない
部分は、適当にカットして編集してしまおうと問題はありません。

自分の好みではなく受けを狙って真面目に見える髪型をし、
おしゃれ願望を捨ててスーツを選ぶのと同じく、企業が望む人材に
近づける自己紹介を作るという所にポイントがあります。

夢を説き、挫折を乗り越え、新たな目標を胸に一歩踏み出す
そんなサクセスストーリーを、自分自身でプロデュースするのです。

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